Yamaguchi Lab

研究室メンバー

名前       役職・学年   メールアドレス   主要研究テーマ CV/Web
山口 弘悦 准教授 yamaguchi _at_ astro.isas.jaxa.jp Optically-thin plasmaなら何でも
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鈴木 寛大 特任助教 suzuki.hiromasa _at_ jaxa.jp 超新星残骸・検出器開発
天野 雄輝 宇宙航空プロジェクト研究員 (EBIT) amano.yuuki2 _at_ jaxa.jp EBIT実験・超新星残骸
福島 光太郎 宇宙航空プロジェクト研究員 (XRISM) fukushima.kotaro _at_ jaxa.jp 銀河団・銀河
大城 勇憲 D3 (学振) ohshiro-yuken _at_ g.ecc.u-tokyo.ac.jp 超新星残骸・LHD実験
三浦 大貴 M2 dikmur0611 _at_ g.ecc.u-tokyo.ac.jp X線連星・光電離プラズマ
平田 玲央 M2 lhirata-6087 _at_ g.ecc.u-tokyo.ac.jp EBIT実験
園田 悠人 M1 sonoda-haruto397 _at_ g.ecc.u-tokyo.ac.jp 超新星残骸
青山学院大学 山崎研究室 所属 (JAXA連携大学院協定に基づく受入)
岡田 佳純 M2 yoshizumi.okada _at_ outlook.com 超新星残骸
鈴木 俊輔 M2 suzukishunsuke _at_ phys.aoyama.ac.jp 超新星残骸
岡部 圭悟 B4 X線連星
丸塚 樹 B4 X線連星

研究指導の基本方針

私は、学生の自主性と独立性を重んじて研究指導を行っています。自主性とは、指示された作業をこなすのではなく、自分自身で課題を設定し、解決方法を見出すことです。独立性とは、プロジェクトの歯車としてではなく、一人の独立した研究者として世界から認知され、活躍することです。もちろん、これらは誰でも最初からできるわけではありません。まずは比較的ゴールが見えやすいテーマに取り組みながら、「研究の進め方」を学んでいただきます。その中で、論理的に思考する能力、他者と効果的に議論する能力、英語の論文を読み書きする能力などを身につけ、徐々に独り立ちしてもらうことを目指します。

研究指導とは、自分のコピーや持論の支持者を増やすことではなく、(最低でも同年齢時の)自分よりも優れた研究者を育てることだと考えます。そうでなくてはその分野の発展はありません。学生の皆さんには、必ずしも私の専門のド真ん中ではない研究テーマを選んでいただくことも歓迎しますし(その場合は適切な共同研究者を紹介し、私自身も学生に戻ったつもりで猛勉強します)、逆に私の得意分野の研究に取り組む場合も、各人がオリジナルの研究スキルを身につけてくれることを期待します。日本の若手研究者の中には、大学院卒業後も元の指導者から離れられない方が一定の割合で存在します(ごく少数ですがシニア世代にもいます)。海外では、そのような研究者が高く評価されることはありません。私が学生の独立性を重んじるのには、そうした背景もあるのです。

学生の研究環境

JAXA宇宙科学研究所・宇宙物理学研究系には、当研究室の他にも、同じ物理学専攻の山崎研をはじめ多数の研究室が所属します。東大、総研大、青山学院大、東工大、都立大などを経由して宇宙研に在籍する大学院生が同じフロアで活動し、合同で自主ゼミや論文紹介を行うなど、研究室間交流が極めて盛んです。学生の居室も指導教員ごとに分かれていません。より詳しく知りたい方は、宇宙物理学研究系の学生有志によるこちらのページをご確認ください。

東大/宇宙研の大学院生には、様々なフェローシップ(奨学金受給)の機会があります。 詳しくは、こちら(上記のリンクと同一)の「支援制度」の項目をご参照ください。この中で宇宙研の利点として挙げられるのが、JAXA独自のリサーチアシスタント(RA)制度があることです。JAXA RAは比較的採択率が高く、基本的に他のフェローシップとも併用可能です。一方、日本学術振興会の特別研究員(通称: 学振)への採択は容易ではありませんが、申請時に主著論文の発表が1本でもあると、採択率が格段に高まります。学振に採択されると給与の他に研究費が支給されるので、国際会議等への参加も容易となり、研究の幅がさらに広がります。もちろん、学生自身の研究費がない状況でも、パソコンやソフトウェア、書籍、学会参加の旅費等は、必要であればこちらから支給します。